誰でもできる!続かない集中力を手軽に維持する方法
集中力がない。集中が続かない。気づいたらYouTubeを見てしまって作業効率もクソもない。ゆえに集中力を高める音楽などの小細工に手を伸ばしながら、過信した脳にだまされ現実の自分にだましつつ、日々をやり過ごすtakurokomaです。こんにちは!
気づけば小学生の頃から、通信簿には「集中力」という言葉が書いてあったような気がしなくもない。かくして大人になったぼくは、いまもヘラヘラして過ごしているわけですが、人並みに集中力を維持する方法を習得しました。超手軽で、誰もが実践できるものです。
ということで、集中力を高める方法を備忘録的に綴っていきたいと思います。
集中できなくなったら、いったん諦める
「集中できなくなったら、いったん諦める」。その潔さを大事にしてほしいです。これは夜寝れなくて、一生懸命寝たいと思えば思うほど寝れなくなるのと同様でしょう。 なんか集中できないなあ、と思ったときには、一旦思考停止します。思考が止まったら、まずは自分の環境を変えていけばおのずと集中できるようになるはずです。
こまめに環境を変えて、短い集中を連続させる
ぼくが実践しているのは、こまめに環境を変えて短い集中力を連続させることです。
例えて言うと、ちょっとした上り坂を駆け上がるだけでチェーンが外れるようなおんぼろ自転車に、一度は乗ったことがありますよね? 外れたチェーンを歯車の適正な位置へもどして幾星霜、真っ黒くなった自分の手をみて若干げんなりする。でも前に進むためには、背に腹は代えられません。
このように、きわめて頼りない自分の脳をこまめにメンテナンスをいれながら、車輪を回すかのごとく回転させなければならないのでしょう。
大きく分けて3つのメンテナンス法があります。
- 場所
- 時間
- 体勢
つまり、場所、時間、体勢になります。
「場所を変える」
はじめの「場所を変える」についてですが、いつもなら机でやる作業を台所や洗面所でやってみる。あるいは屋外に移動するのもありでしょう。
文化系トークラジオ「ソーシャル、レジャー、リア充」の予告編では、今年の夏はあえてビーチで仕事をしたと語ったライターの速水健朗さん。彼の場合取材兼ネタ的な扱いがあるとはいえ、環境を変えることによって栄養分を補給し、脳の集中力を担保しているのだと思います。
ぜひ以下のポッドキャストを聞いてみてください!
■文化系トークラジオ Life: 2014/08/31「ソーシャル、レジャー、リア充」 アーカイブ
荻上チキさんのポッドキャストでは、「ディスカバー海の家!」と叫んでいるのに吹きました。もちろん参考になります。
■2014年08月22日(金)「海の家の変遷から読み解く社会の変化」(プレゼンモード) - 荻上チキ・Session-22
「時間を変える」
環境を変えることでてっとり早いのは、時間を変えること。朝や夜に集中しようとしてみると、まったく方向性の異なるようなアイデアが生まれることもあります。数時間のとどまらず、余裕があるなら日をまたいでも良いでしょう。
「体勢を変える」
体勢を変えることが見落とされがちなのかなと思っています。考える作業をいつまでも座ってやるよりも、立ったまま取り組んでみたり、寝っ転がって空を仰ぎ見てみるのもその少しの間に身体がほぐれ、リラックスできます。
寝っ転がる体勢になると言えば、ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)でもこんなことが書いてありました。大山卓さんは現在コミックナタリー編集長の唐木さんからの電話があったそう。
そんなある日、急に彼から電話がかかってきて「マンガのナタリーをやろう!」と興奮気味に言われたのだ。なんでも風呂に入っているとき唐突に「マンガのナタリーって……アリだな!」と、成功のイメージが降ってきたらしい。そのまま彼は会社に加わり、編集長として「コミックナタリー」を立ち上げることになる。ナターシャの社名を決めたときといい、なぜかナタリーの転機は風呂で生まれる傾向にあるようだ。
たしかに、お風呂は精神と身体の両方で環境を変えることに適していますよね。モヤモヤしすぎて「嗚呼、もう考えるのは諦めよう」となっているときに、落ち込みながら湯船に浸かると、それまで思いつめてもなにも解決の糸口が見えなかったにもかかわらずパッと出口の光を見出してくれた経験がありました。
さいごに
今回3つの環境を変える方法を紹介したわけですが、重要なことは、これらを組み合わせながらこまめに環境を変えて短い集中力を維持し続けるだと思います。
【ナタリー読んだ】客観的な文章でも熱量は伝わる - あんことあんなことして
ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)
- 作者: 大山卓也
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2014/09/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る