たんたんと考え続けられることが、その人の魅力になる

人が持っているであろうモヤッとしたなにかーーそれは問題を解決する方法あるいは正解を見つける方法。今日はそんな「モヤっと」について考えていて、アタマがよいという考え方のなかで、自分がこれから大切にしたい姿勢について残しておきます。 

ほんとうのアタマがよいとは、たんたんと考え続けられること

ほんとうにアタマがよいとは、考え続けられることです。そこには学歴や社会での地位は関係ありません。たしかに、状況に応じて気の利いたコメントをしたり、察知力があったりするのはアタマのよいことの一つの構成要素かもしれません。でも「ほんとうのアタマがよい」とは、ふつうの人なら考えを断念してしまうところを、考え続ける。人よりも長く、時間をかけて考え続けられることそのものが才能なのです。

こちらはcakesの加藤さんが毎日更新ている『今日のnote』から。

考え続けることでいちばんつらいのは、自分のしょうもなさと向き合うことです。

いいアイデアとか、めったに出ないですし。 それでつらくなって普通は考えるのをやめたくなるのだと思うのですが、ここでも「おれなんてそんなもんだよね」と思えて、たんたんとアイデアを出し続けられる人がいちばん強いんじゃないかなあ。一流のクリエイターはだいたいそんな感じだと思います。

軽率さとプライドと|加藤貞顕|note

これはクリエイターに限らず、誰にでも当てはまる言葉ですね。以下の記事でも話していますが、だからこそ環境をこまめに変えつつ、諦めながらもねばり強く、いつでもアタマの端っこで考えているような感覚をもっておくべきなのだろうと思います。

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そういう意味でクリエイターにかぎらず、思春期をまっとうしている人や、挫折、失敗を経験している人たちに魅力を感じます。もがき考え続けながら生きているところに惹かれるのかなと。

繰り返しになりますが、たんたんと考え続けられることがその人自身の魅力になるのだと思います。