「時間」と「情報」を整理するタスク管理術本の感想

こんにちは!今日はひさしく読まないビジネスハウツー本を読みました。

感想を書き残しておこうと思います。

読んだ本

読んだ本はこちらの『会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術  5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える! (impress QuickBooks)』 。 

著者は「はまラボ | タスク管理・Evernote好きのブログ」を運営。化学系メーカーに勤める子持ち研究者さんです。

読むべき人

まず、以下の項目に少しでも当てはまる人は読むと参考になると思います。

  • 仕事が予定通りに進まない
  • 時間がない!といつも口にする
  • 仕事の効率化をしたい
  • 時間管理とは?
  • 情報整理とは?
  • プライベートを充実させたい

読んでほしい人は「新しい環境で仕事をすることになった人」

これに加えて、じっさいにどういった人が読んでいるのか。つまり想定ターゲットを具体化すると以下でしょう。

【 想定ターゲット 】

  • 新社会人
  • 管理職になったばかりの人

もちろん大前提として、仕事の進め方に悩みを持った人がこの本を手にとってくれるはずです。かくいうぼくも「やべえ…。正しいと思って仕事を進めているのになぜか予定通りに進まない」という悩みを抱え、アタマを抱えながら右手を頭皮をかきむしり、肩にはフケのスノウパウダーの絨毯が広がるほど。

話を戻しますが、上記の新社会人および管理職になったばかりの人=新しい環境で仕事をすることになった人と言えます。これはなにも転職や新卒での入社だけではなく、社内の人事異動などで担当する仕事そのものが変化したり、じぶんの上司や部下といった密接に関わる人が変わたりすることも、「仕事環境の変化」です。

そうであれば、新しい環境で仕事をはじめた人は覚えることがたくさんあります。本人は無自覚のまま、仕事の進め方をしっかり整理できておらず、理解が足りていないかもしれない。

新社会人や管理職に向けた具体例を増やす

そういうわけで、本書で述べられているタスク管理の2つ、「情報整理術」と「時間管理術」の説明のなかで、新社会人や管理職に向けた具体例をたーくさん!増やしてみるとよりより伝わりやすいかなという印象を受けました。

ざっくり新社会人向けならこんな感じ。

ゴール:企画書の作成(10月19日〆切)

目的:〇〇さんに報告し、社内イベントの開催

  1. 企画書のテンプレを書き出す
  2. 企画のテーマを書き出す
  3. 〇〇さんに確認の依頼
  4. 社内SNSで告知

そういう人たちに向けた具体例を増やすことで、「あ!こういう仕事の進め方があるんだなあ」と思ってもらえるかもしれません。タスク管理術の基礎知識を学びつつ、プロジェクトリーダーとして、部下としての視点での納得ポイントがなおさら増えると思います。

上記のざっくり例は本著で記載されていたこちらを参考にしました。みんな気づきにくいポイントを丁寧に解説しているのがGOODだと思いました!

その際に書き出す内容は、実際に自分が手を動かすこと、つまり、物理的な行動にしておいてください。「考える」「決める」などは要注意です。これらは「〜で調べる」「考えを書き出す」「〇〇さんと相談する」などといった行動に置き換えることが可能です。

さいごに

 その他にもここには書ききれなく暗い、タスク管理ができていないぼくにとって膝をたたいてしまうような「時間管理術」と「情報整理術」をあわせたタスク管理について述べられていました。

次回の書籍には、ぜひ具体例もたくさん書いてくださいね!楽しみにしております。